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Showing posts from December, 2011

ネパール漫遊記 (バクタプル~トウマディー広場と古都の夕暮れ)

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Bhaktapur - Taumadhi Square

カトマンズに続いてはネワール族の古都バクタプル。
バクタプルの中心地は映画「リトル・ブッダ」のロケ地にもなった古の都。

カトマンズから車で約40分程で到着するが、タメルの道端で拾ったタクシーに乗車したので、立派な舗装道路(アルニコ・ハイウェイという日本が出資した道路)から細道に入ったときは、「運転手大丈夫かな??」と、少々ビビった><

なんとか無事に到着し、入場ゲートに入ると・・・
ダルバール広場の建築物の美しさに思わず『おおっ!!』と、感嘆の声を上げてしまったが、

『きっと朝焼けの風景は更に美しいだろうな・・・』

と感じたので、観光を満喫することにした。

とはいえ、快晴のバクタプルも充分に美しい。
旧王宮を見渡すように配置されたこの像は、旧王宮を建立したマッラ王朝の王、ブパティンドラ・マッラ王の石柱。

通称『55窓の宮殿』と呼ばれている旧王宮。
木彫で作られた窓の精巧さ、そして調和のとれた造形美に圧倒されてしまう。

この宮殿は17世紀から18世紀にかけて造られたもので、ネワール建築の傑作と評されているらしい。因みに『ネワール』とは、カトマンズ盆地に居住するネワール民族のこと。

バクタプルは15世紀~18世紀にかけてマッラ王朝の首都があった都のひとつで、「帰依者の町」という意味を持つらしい。

ダルバール広場から情緒ある坂道を下っていくと、トウマディー広場に差しあたる。
車の入場を規制したダルバール広場と比較すると、賑やかな雰囲気で活気が溢れている。
さらに奥へ進むとバザールがあり、路上で営業している床屋さんがあったりしておもしろい。

トウマディー広場のマンドマークであるニャタポラ寺院。
高さ30メートルを誇るカトマンズ盆地で最も高い五重塔。

不思議と日本的な雰囲気を感じてしまう。

寺院正面に鎮座している象にまたがった可愛い子供^^

ネパールの寺院の門前には狛犬のように獅子が鎮座していたり、天神様のように牛(シヴァの乗り物)が鎮座していたりと、日本の神社仏閣と類似点が実に多い。
いや、類似点というより、影響を受けたという方が正しいのかな?

ニャタポラ寺院の石段を登ると、トウマディー広場を見下ろすことができる。
この寺院は、バイラヴナート寺院。
現地住民の信仰が極めて篤く、昼夜問わず多くの参拝客で賑わっていた。

よ…

ネパール漫遊記 (ヒンドゥーの聖地~パシュパティナート)

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Pashupatinath

続いてはヒンドゥー教の四大聖地のひとつであるパシュパティナートへ。
カトマンズの町並み自体、カオティックな雰囲気を醸し出しているのだが、この地はさらに濃縮されていて正直圧倒されてしまった。

さて、パシュパティナート寺院の門前通りの雰囲気。
多くのヒンドゥー教徒が参拝のために行き交っている。
ちなみにツーリスト入場料は1人500ルピー><と、かなり高額・・・。

ここは顔料を販売しているお店。 カラフルに陳列された顔料、そして水色の門構えがとても可愛らしい。
サリーを着たお嬢様達。
手には神前に供えるお花などを携えて聖域・パシュパティナート寺院に向かおうとしている。
異文化の日常を直で触れることが出来て、とても幸せ。

ここがパシュパティナート寺院の正門。
中央にシヴァ神、両脇にはガネーシャ神とクマラ神なのかな??

しかし、ヒンドゥー教徒以外は残念ながら、この先に進むことが出来ない。

・・・ということで、門前に置かれた像にてご容赦を。
この像は、門前に置かれているから獅子神(ナラシンハ)のこと?

『シンボル』がしっかりと(!?)付けられている・・・。
獅子にしては、目やひげの恰好が何とも『俗』っぽく、可愛らしい。

壁に描かれている目の画。
よーく見ると瞳の中にシヴァが写っている。
そして眉毛や目の形は蛇神~ナーガなのかな?

細かい箇所にも彫刻が彫ってあるので、とてもおもしろい。

『ニャンっ!』なのか『キーっ!!』なのか分からないが、実に愛くるしい木像。
間違いないことは『ワン!』ではないことくらいしか分からない。
(インド・ヒンドゥーにおいて、犬は最も忌み嫌われている動物らしい)

さて、パシュパティナートの『パシュパティ』は、ヒンドゥー教の最高神シヴァの化身で、「野生の王」を意味し、シヴァが金の角を持つ鹿~パシュパティに変身して森で遊んでいたという伝説がある。

紀元前3世紀には既に寺院が建立されていたヒンドゥー教の聖地であり、当然世界文化遺産に指定されている。

奥の森は「隠者の洞窟」と呼ばれていて、サドゥー(聖仙)が修験していた場があったという。

サドゥーとは・・・一回ばかり訪れたボクには説明できない><

パシュパティナートには数多くのサドゥーがいて、自然とドレッド・ヘアになった伸び放題の毛に、ただヨガを組んで瞑想にふける者、白粉を全身に塗り…

ネパール漫遊記 (世界最大級の仏塔~ボダナート寺院)

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Boudhanath

スワヤンブナートの次に向かった地は、ボダナート。
密教(チベット仏教)の巡礼地とされており、世界最大級を誇るストゥーパといわれている。

車の往来が激しい大通りからチェックゲートを通過すると、周囲の建築物で隠れていた巨大なストゥーパが目に飛び込んでくる。そして、ストゥーパを囲むように数多くの僧院、そしてツーリストや巡礼僧向けの飲食店や土産店が林立している。

人々の流れは、ストゥーパの周りを時計回り(右肩を仏塔に向けて)に流れていて、「巡礼の地」であることを認識させられる。

高さ36メートル、石で造られたドームの直径は27メートルにもなるボダナート寺院の全容。
ドームの下には、108体の仏像が彫られており、満月の夜にはその仏像の一体毎にローソクが灯されるという。

建立は諸説あるが、5世紀には既に建てられてたという。
チベットとネパールとの交易ルート上にあったため、チベット商人や巡礼者は必ずこの地を訪れ、旅の無事を祈願していたという。

ストゥーパの上を周回している少年僧。
この尊大なストゥーパを見て何を想うのであろう?

この地が現在のようになったのは、1959年のチベット動乱以降。
中国によるチベット地方の武力制圧により、スワヤンブナートと同様に多くの亡命チベット民族が住みつき、僧院や住居等が建てられ「リトル・チベット」が形成されていった。

掲げられた無数のタルチョ、そして何よりストゥーパの大きさに圧倒されてしまう。
ちなみにストゥーパについては、スワヤンブナートにて書いているので、ご参照の程を。

密教徒だけでなく、ツーリストもストゥーパの上に登って周回することできる。
正面にお香が焚かれていて、煙が太陽光を乱反射させていて、香しい臭いと相まって神聖な雰囲気が充満していた。

そして運良く、他国の仏教徒の一団がタルチョを奉納している場面を見ることができた。
恐らく掲げられるタルチョにお浄めをしている儀礼のように思われる。

僕たちは旅のささやかな記念として、100ルピーをお布施して小柄なモンクから経典が内包されているチベット色彩の鮮やかなペンダントを頂戴した。

ボダナートの町並み。
観光客だけでなく、多くのチベット仏教徒が祈りを込めながら、練り歩いていた。
彼らにとってボダナートは正に安息の地であり、巡礼の到達点なのである。

とはいえ、ネパールは近年中…

ネパール漫遊記 (聖地~スワヤンブナート)

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Swayambhunath


カトマンズの夜はいつか書くことにして、しばらくの間は、本ブログの趣旨に沿って(??)寺院を中心に書いていきたく思います。

まず向かった地は、スワヤンブナート。
カトマンズ中心地から西へ2㎞程離れた丘の上にある仏教の聖地のひとつで、2500年以上前に建立されたといわれるネパール最古の仏教寺院。

門の脇に置かれた巨大マニ車。
丘の頂上にまで行けないお年寄りでも、マニ車を回せばストゥーパ(仏塔)に行った御利益があるという。

表参道に3体の如来像が我々を見据えるかのように鎮座されていた。
降魔印の手ぶりをしていたので、釈迦像だと思われる。

急な階段を昇っていくと、華やかな尖塔とドームが見えてきた。
帰路に撮影したので、右側の通路からのアングルになっているが、左側通行が原則。

タイプしてて気付いたのだが、階段ではハルミカ(目が書かれている基部)が見えない。
きっと、頂上まで登らないと見えないように設計したのであろう。

そして丘の頂へ。
一番巡ってみたかった『聖地』を拝むことができて感動><
タルチョも心地よくカトマンズの空気を浄化するかのように靡いている。
特に、ハルミカ四方に描かれたブッダの目が神秘的。

さて、目の描かれているハルミカ(基部)と、13層になっているリング塔には意味があるらしい。

13層は、涅槃(ニルヴァーナ)に至るまでの12の苦悩(十二因縁の道理~無明(煩悩)、行(志向)、識(識別・区分け)、名色(肉体・精神の欲求)、六入(感覚器官)、触(感覚器官に感受対象が触れること)、受(感受作用)、愛(渇愛)、取(執着)、有(存在)、生(生まれること)、老死(老いて死ぬこと)、そして悟り(涅槃)の1層で、ブッダが「智慧の目」を四方に開いている。

さらに、その下の白亜色のドームには、全ての煩悩から解放された無の境地を現しているという。
(一部小生の想像もあります・・・間違いは御勘弁を)

これは金剛杵(チベット密教の呼び名でドルジェ、サンスクリット読みだとヴァジュラ)という、チベット仏教等で主に用いられる仏具。
刃の数や配置にも深い意味があるようだが、仏教ブログではないので割愛します^^。
ちなみにスワヤンブナートの杵は、五鈷杵。(五枚の刃があるから)

これはマニ車で、ストゥーパの周囲に置かれている。
マニ車とはチベット密教の仏具で、側面に「…